介護リフォームをする場合、介護保険を利用するメリットを教えてください。
はい、介護リフォームをお考えでしたら介護保険を利用されるといいと思います。
介護保険のメリットとは?
介護リフォームをされるのであれば、介護保険を利用することをおすすめします。ただし、誰しも介護保険を利用できるわけではありませんので、利用できる方の条件などを下記にご紹介しますので、参考にしてください。
どんな人が介護保険を利用できるのか?
被保険者は、年齢によって2つに分けられています。
- 第1号被保険者:65歳以上の方
- 第2号被保険者:40歳以上65歳未満の医療保険に加入している方
介護保険を利用し、介護リフォームできる条件とは?
65歳以上の方
- 要介護状態であること(※常に介護を必要とする状態)
- 要支援状態であること(※日常生活を送る上で支援が必要だが、生活機能が維持・改善できる状態)
40歳以上65歳未満の方
- 老化に伴う病気(特定疾病)で、要介護・要支援状態と認められた時
介護保険を利用すると、どんなメリットがあるのか?
住宅リフォーム費用の一部が支給されます。住宅リフォーム費用20万円までは、9割の費用が支給されます。介護保険を利用すれば、最高18万円まで助成されるということです。
支給方法は?
「償還払い」と「受領委任払い」の2種類があります。
償還払い
①工事完了後に申請する。
②工事費用の全額をお客様が支払う。
③申請に基づき審査が行われる。
④自己負担分(1割分)を除いた9割分が返還される。
受領委任払い
①着工前に申請する。
②申請に基づき承認を受ける。
③着工
④工事完了分が返還される。
⑤お客様が自己負担分(1割分)のみ支払われる。
※保険給付分(9割分)は、利用者から委任を受けた事業者に直接、自治体から支払われます。
介護リフォームをする際は、介護保険を利用できる対象者であり、必要な条件を満たしていれば利用可能です。介護保険を利用できれば、最高18万円まで支給されるため、介護リフォームを行う上では、金銭的な負担が大きく軽減できます。高齢化が進む中で、介護される側も介護する側も今より安心で快適な暮らしをするために、ぜひ介護保険を賢く利用しましょう。
介護保険を利用した介護リフォームでは、給付対象になるかならないかは「工事内容」次第です。制度に定められた「介護目的」である「工事内容」でなくては、対象工事とみなされず、給付が受けられない場合もあります。
※増井商店では、保険の対象となる工事のアドバイスなどもお客様とご相談しながら工事を進めていきます。何か分からないことがあればお気軽にご相談ください。