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ガス代を節約するにはどうすれば良いですか?

ガス代を節約する6つのポイントをお伝えします。

ガス代を節約する6つのポイントをお伝えする前に、ガス料金について考えてみましょう。

ガス料金は「基本料金+従量料金」が請求金額になります。

一般家庭の場合、請求金額の85%が従量料金です。従量料金とは、使用量に応じて支払う金額です。

基本料金を節約することはできませんので、従量料金=使用量を節約する6つのポイントをご紹介します。

 

ガスの使用量を節約する6つのポイント

まず見直していただきたいのは、お風呂の使い方です。

ご家庭のガスの使用量の75%が給湯、お風呂やシャワーです。

75%を占める給湯に関して対策をすることで、節約することができます。

 

追い焚きの回数を減らしましょう

温かいお湯につかって、その日の疲れを癒やす。お風呂の醍醐味ですよね。

時間が空いても温かい状態にできる追い焚き機能は非常に便利です。

 

しかし、追い焚き機能は、都度ガス代がかかってしまいます。それを1日に何度も利用すると年間ではかなりの金額となります。

 

出来る限り時間を空けずに入浴し、追い焚き機能を出来る限り使用しないようにしましょう。

 

シャワーの設定温度を下げましょう

キッチンの給湯器も同じですが、給湯温度が高いほどガス代は高くなります。

冬場は仕方ありませんが、1度2度下げるだけでも節約効果はあります。

 

但し、シャワーの設定温度を下げすぎて、カゼを引いてしまっては意味がありませんので、下げすぎないように注意しましょう。

 

シャワーとお風呂を上手に使いましょう

「湯船にお湯をいっぱいにするのと、シャワーで済ませてしまうのはどちらがオトクなのか」一度は考えたことがあるかと思います。

答えをお伝えしてしまうと、「一人暮らしならシャワーのみ」がお得になります。

 

一般的な家庭の湯船をお湯でいっぱいにするのと、約15分間のシャワーのガス代はほぼ同等です。つまり、15分間でシャワーを終わらせることができれば、シャワーの方がお得になります。

ちなみに、一人あたり15分間ではなく、1日あたり15分間のシャワーですので、ご注意ください。

4人家族でそれぞれが15分間シャワーを使用すると、4日分のお風呂を入れたガス代と同じということになります。

家族が多い場合は、お風呂に浸かり、シャワーの時間を短くしたほうがお得です。

 

お湯は「沸かす」よりも「溜め」ましょう

もったいないから、前日のお風呂のお湯を「沸かして」お風呂に入るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

基本的に、水を「沸かす」方が倍以上の時間がかかります。時間がかかるということは、その分ガス代もかかるということです。

最近の給湯器は優秀なので、お風呂は残り湯を「沸かす」よりも新たに「溜めた」方が節約になります。

新たに溜めることをおすすめする理由として、ガス代がお得、ということ以外にもう一つ。

衛生面が心配です。衛生微生物研究センターの実験では、下記のような結果が出たそうです。

風呂水の菌数は一晩放置すると、約1,000倍に増加!

これらは主に人の体(皮膚など)に由来する細菌で、入浴人数が増えるほど菌数も多くなる傾向がみられます。
さらに翌日になると、風呂水の菌数は数十万個から数百万個と、入浴直後の約1,000倍に増えることがわかりました。

成人の方でしたら問題ないかもしれませんが、免疫力の弱い赤ちゃんやご老人では少し不安かもしれません。

湯船には蓋をしましょう

風呂を沸かして、蓋をしないでそのままにしておくと、どんどん温度は下がっていきます。

保温機能がある給湯器の場合、温度が下がるたびに、温度をあげます。温度を上げる際には、ガスを使います。

湯船に蓋をすることで、温度の低下を防ぎますので、ガスを使用する頻度も減少しますし、追い焚きをする場合にも、温度が高い状態から温めることができますので、短時間で済みます。

 

コンロでお湯をわかすときは、給湯器を活用しましょう

コーヒーを作るときなどに、やかんで1.8リットルの水を温めると、ガス代はおよそ3.5円。

給湯器から60度のお湯をやかんに出し、ガスコンロで温めると、給湯器とガスコンロのガス代は合わせておよそ2.5円。

1回あたり1円節約できる上、お湯が湧く時間も短縮できるのはうれしいですよね。

 

まとめ

ガス代を節約する6つのポイントをお伝えしました。

上手にガスを利用して、上手にガス代を節約しましょう。

 

 

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